cuckoo

見たもの(主に本と漫画と映画)の記録とふわっとした感想。文体迷子。

【本】受験必要論/林修

 

 

 図書館でふらっと惹かれたもので。表紙のインパクトよ。

でも、内容もたいへん充実しておりましたよ。基本聞き書きみたいな感じなんだけど、林さんの場合はそれがいいかもね。キャラクターとして。

あと、いろんな可能性を指し示すというか、いろんな可能性に目を向けてる話し方をするのがとてもよいなあと思いました。そもそも、勉強だけでなく、いろんな物差し(評価軸)を用意すべきだと何度も言ってますしね、この本で。そういう考え方が話し方にも出ている。ものすごく柔軟だなあって感じでした。あといろいろと経験をしてる方なんだなというのがわかって面白かった。

あとテレビに出続ける理由もわかったし、そうやって自分(を高めること)を大切にしている人だから魅力があるんだなあと思った。

なんかいろいろ共感できたり感銘を受けた考え方があったので、いくつかメモったものをそのまま載せときます。引用だけじゃなく、勝手にまとめちゃったものもあるので。出てきた順。

  • 勉強は贅沢
  • 受験とは「批判的精神を持って、批判的受容の中で、自分だけの勉強法を作り上げていく」*1ことです。そして、それを楽しいと思える人は勉強に向いているともいえます。
  • 人間の頭を鍛えるためには、わからないことを抱え続けていくということが大事です。
  • 受験=想像と解決の能力を高める
  • 現代文=「筆者というひとりの人間が伝えようとしていることを、出題者というもうひとりの人間と、同じわかり方ができるという証拠を、出題者=採点者に提出する科目である」*2
  • 人間は自分よりも上の人間と切磋琢磨することで成長するもの
  • 運、縁、恩の大切さ
  • 無理できる無理は、無理ではない

*1:聞き書きの体裁をとっているために林先生の喋っている部分はカギカッコで示されていて、この部分は本当は二重カギカッコなのだけど…引用する時はどちらにすべきなのか?今回はカギカッコ示してないので一重でいきます。

*2:わかるようでわからない後半の文章…