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cuckoo

見たもの(主に本と漫画と映画)の記録とふわっとした感想。基本金曜更新。文体迷子。

【本】言葉を使いこなして人生を変える/はあちゅう

言葉を使いこなして人生を変える

言葉を使いこなして人生を変える

これまた書店。タイトルとテトリス風の表紙に惹かれて。*1
この本は、女性向け自己啓発、という棚に入っていた。だけど、エッセイでしたよ、どちらかというと。
私は基本(女の人らしい)女の人好きじゃないので、若干斜にかまえて読んでしまうところもあり。はあちゅうさんはさきっちょさんとのブログから、なんとなく見かければ記事を読んだりするけれど、まあ、お好きなようにってな感じで。彼女の意見は、共感するのもあれば、合わないなー、というものもあります。あとTV出てるの見て頑張れ!とか思ったり。そんな程度の興味。
タイトルみて勉強になるかなと思って読んだけど、エッセイじゃね?て感じだったのと無理くり何か得ようという気も起きなかったので、さらさら読みました。やっぱり斜にかまえた感想ですみません。でも、いかにも女の人らしい感じなんだもん。キラキラしたがる(というよりしなければならない、んだろう)けど、それゆえにすごいコンプレックスとか渦巻いてるんだろうなっていうのを感じるというか。コンプレックスも、多少明るめに出してはいるけど、実際はものすんごいドス黒そうだな、みたいなの。女の闇は鏡になりかねないので、あまり見たくないのです。

それにしてもこれ書きおろしじゃないよね?それが気になる。
と、思って調べたらやっぱり「月刊はあちゅう」からとっているということでした。ご本人いわく、ベストアルバム。
さらに彼女は、ブログと「月刊はあちゅう」の住みわけについて、下のように述べていた。

私に関して言うと、これはオンラインサロンもすごく似ていますが、『月刊はあちゅう』は、私のコンテンツをお金を払ってでも見てくれる人にしか話したくないことです。
 
例えば、自分の昔の思い出や最近の仕事での気づきは、ブログでも書こうと思えば書けるんですが、書き方がまったく変わってくる。
 
それこそ、私の場合は「アンチに刺される」というのが絶対あるので、そこをものすごく意識して書いた結果、書くものがぜんぜん変わってきちゃう。だけど、もっと友達に書くみたいに書きたかったりとかするときは『月刊はあちゅう』に出すという住み分けです。
はあちゅう「noteは友達に書くみたいに…」 ブログと『月刊はあちゅう』の住み分けを語る - ログミー

これやっぱり、エッセイやん…?!しかも「友達に書くみたい」な。まあ、タイトルと目次みたら自己啓発、の棚に置きたくなるのもわかるし、実際釣られているので、完全にタイトルの勝利ですよねこれは。すばらしい。*2そして友達に書いてる感じ、が私に「女の人らしさ」を感じさせたのかもしれない。
ちなみに、書き下ろしじゃないよね?という疑問をなぜ抱いたかというと、掲載順が時系列かどうかはわからないけど、最初の方はすごい気構えてる感じがしたからです。中盤から、ふっと、読んでいる側も楽になる感じがあり。あまり得ることもないなあと思ったのは、それだけ彼女が「自由に」書いていたということなのかもしれない。いいんじゃないですか、彼女が幸せなら、と思うのでした。私は。
ちなみに、得ることがないという言葉は今回、①私も思っていることだなあと思えることは書かれているけど、その思っていることをさらに的確に表している表現がとくに見られない、②そういう意見もあるのだなと参考にはするけれど、取り入れようとは思わない意見が書かれている、③単に興味関心が抱けない*3、すべてひっくるめた意味で使っております。
ある意味自分の性格の悪さ?や偏りを露呈することになるので、こういう感想ならば、書かない方がいいという考え方もできるかもしれないけど、まあ自分の心がどう動いたかを記録しておきたいので、書きます。
追記:はあちゅうさんのブログにこの本のことが載っていたのだけど、「全体的に、気の抜けた文章」になっていると言っていた。…だよね!!私の見方は間違っていなかった。完全に需要と供給が合っていなかったということですね。肩ひじ張らずに楽しんでほしい、そうです。あと「月刊はあちゅう」からの2冊目の本、とのことでした。単純に、1冊目のが記事が古いとすると、本書の最初に抱いた違和感は一体なんだったのかしら。古い記事も混ざってたのかしら?もしくは慣れの問題?

*1:『アライバル』を読んだ後のジャケ読みだったので、「言葉」について考えたかったのかもしれない。

*2:それに内容だって別に外れてはいない。クリティカルヒットはしていないけど。

*3:それなりに幸せそうなライフスタイルとか。話を聞く分には構わないんだけど、本として読むのはどうだろうか?というところ。これまた「友達向け」ゆえか。