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見たもの(主に本と漫画と映画)の記録とふわっとした感想。文体迷子。

【本】アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書/スティーブン E.ルーカス

アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書

アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書

てっきり表紙の女性が著者かと思ってたけど、名前からして明らかに違うよね…。

本書は、アメリカで圧倒的な支持を誇るプレゼンの教科書The Art of Public Speaking(Stephen E.Lucas著、12版)の日本語版です。

どういう本かの説明はこれに尽きる。ここでいうプレゼンは、広義。まさにパブリック・スピーキング。ガチガチな、学会発表のようなものではなく、もう少しラフな感じ。TEDのような。内容に個人的な話を盛り込むのもOKな感じの、プレゼン。まあ、アメリカっぽい。私はガッチガチの方を期待しておりましたので、その意味では少し残念なところもありますが、基本的なことは、きちんと抑えられているし、本当に「伝え方」の本でもあるなと思いました。
Amazonレビューによると、編集(カットも?)されているぽい。だから監訳なのか。どこを外したかはわからないけど、日本では必要ないと思ったところを、カットしたのかもね。
読んで、大事よねーと思ったこと覚え書き。

  • プレゼンはコミュニケーションであり、聞き手との対話である。
  • とにかく聞き手のことを考えた内容を。聞き手目線。
  • それはもう入念に準備すること。
  • 話し手は誠意と確信をもって話すこと。

分量と、内容みたらなんとなくわかると思うんですけど、プレゼンには、徹底した準備がいるんです。それに尽きます。
あとは、上には載せていないけど、型の重要性。型にはめるって、よくないこととも捉えられがちだけれども、不特定多数に向かって何かを発信するときは、型にはまっている方がいいと思うんだよね。伝えることが目的ならば。単なるパフォーマンスが目的なら、好きにしてください、という感じですが。でも、アメリカですらこうなんですよ、と思わんでもない。
それから、印象に残った言葉を引用。

言葉には力があるということを決して忘れないでください。言葉は責任を持って使ってこそ意味があります。

みんな、責任もって使おうね。(私も)
さいごに、個人的にありがたかったので、エビデンス(証拠)のチェックリストも引用しておきます。

チェックリスト【エビデンス
1.主な主張は全てエビデンスでサポートされているか
2.聞き手を説得できるだけの十分なエビデンスを使っているか
3.エビデンスは具体的か
4.エビデンスは聞き手にとって新しい内容か
5.偏りのない、信頼できる人・団体によるエビデンスを使っているか
6.エビデンスの出典を明らかにしているか
7.エビデンスは、証明しようとする主張に直接関係のあるものか
8.想定反論に答えるためのエビデンスを準備したか

今週は1冊のみ。。さらに感想もなんだかやる気がなくて(個人比)すみません。ただ、4週のうち1週くらいは、そーなってしまうと思うので、ご了承を。
あと教科書だからなのかな?感想があまり抱けなかった。基礎を抑えてる感じだったもので。でも重要なことはいっぱい詰まってますよ。私としては、例があまり好みではなかったりした。インパクトのある例(とくに導入や結び)とかも多かったので。まあ、プレゼンの捉え方とお国の違いなので仕方ないです、そこは。