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cuckoo

見たもの(主に本と漫画と映画)の記録とふわっとした感想。基本金曜更新。文体迷子。

【映画】コインロッカーの女

コインロッカーの女 [DVD]

コインロッカーの女 [DVD]

ちなみに、悲劇のきっかけ、となる出来事くらい(つまりその後はひたすら暴力の嵐)から見たので、感動とか感覚がいまいちつかめきれていないかもしれない。
とくに目的なくみたんだけど自らみようと思わないタイプの映画だった…フィルム・ノワールというジャンルにあたる?のですね。いや、面白かったんだけどね?面白いんだけど、疲れるわ…。疲れてまで見たくないわ…。『ミスティック・リバー』みたときも同じような疲れを感じたけど、なんといえばいいのだろう。救いがないというか、いや、考え方によっては救いはあるんだけどすごいほっそい…かすかな光というか。そう考えると、重松清の『見張り塔からずっと』読んだ感じにも似ていた。どっちも10年前くらいにみたり読んだり、といった感じなので、確実にその手のものを選んでこなかったということでしょうね、10年間。
意味のない暴力、というか暴力しか生まない暴力とか、そういうものは精神がえぐられるので苦手です。といいつつ、最近みた映画、アクションもの続いてるけどね…。ただ、一応理由のある暴力(戦いと言い直してもよいが)ですものね。
アクション系のアクションってある意味すかっとする部分があるのかもしれないけど、この手の暴力描写って、見てる人はどんな気持ちになるの?ねちねちじめじめ系なんだけど。そして韓国ってこの手の映画(やらMV)ほんと多いけど、これ実際にありえる話なのかな。ないってことはないのだろう。他国なら言い方悪いが「娯楽」「作品」として見られる部分あるけど、自国のひとはどういう感覚でみるのかしら。。

【本】大人のための読書の全技術/齋藤孝

大人のための読書の全技術

大人のための読書の全技術

え!文庫本出てんの!!まあ図書館で借りたからいいんですが…
「大人のための」とあるように、社会人をターゲットにしているのですが、いままでに読んださまざまな齋藤本*1のエッセンスがぎゅっっっと詰まっているので、齋藤孝に興味がある方はこの文庫版を買ってみればいいのではないでしょうか。700円くらいみたいですし。たぶんこれ1冊で少なくとも齋藤本5冊分のエッセンスはつまってます。
読書しないやつはバカ、くらいの勢いでお話されていますので、時折?引っかかる部分があるかもしれませんが、まあこの本を手に取る方は基本読書好きか、読書しなければと思っている方なのでよいのでしょう。きっと。ここまで言い切る人も最近そうそういないしね。
kot-book.com
内容がきちんとまとまってるサイト見つけたので気になる方はそちらどうぞ。

あと個人的メモですが齋藤さんがおすすめしてた50冊を載せてしまいます。おすすめだから宣伝してもいいだろうというのと、どちらかというと内容の説明が素晴らしい(すごく読みたくなる)ので、そっち載せなければいいかなーということで。ちなみに★は文庫、☆は新書です。ビジネスマン向けだなあと思いますけども、幅広くてよい。

*1:けっこうファンなのです、私。

【映画】バイオハザード ザ・ファイナル

レンタルしました。
ホラー好きじゃないし単にイ・ジュンギ目当てなので若干早送りしつつ。。彼に関しては結構出てたしオチもあって、よかったね、とファン心丸出しでみてました。
このシリーズは1作目をみたくらいなのですが、今回のはなんかゲーム版ぽさが増してたような気が。デジタル技術の問題なのだろうなきっと。あとウェスカーが出てきて*1おおお、となってました。
少し前に『ゴースト・イン・ザ・シェル』みてたこともあってか、アリスと少佐の設定がなんか重なるなあと思ってみてました。人間と人間じゃないもので揺れる感じ。アメリカってこういうの好きなのかしら。
あと1作目では全くなかったミラ・ジョヴォヴィッチのお胸が豊かになっている!と思ったのですがやはりママになったからでしょうかね。

*1:前シリーズから出てるらしいですが。

【映画】シン・ゴジラ

公開当時映画館でみたのですが、Blu-rayでも。
リアルタイムで映画館にてゴジラを観られる機会はこれからそうそうないだろうと思ったので、夏に観ました。評判もよかったし。迫力は当然映画館には敵いませんが、家で観ても十分に面白かった。展開が素敵だから。
たぶんすばらしい感想やら考察やら、いっぱいあると思うし、深い考えもないので、さくっとした感想しか述べられませんが、私はかなり好きな映画でした。みてよかったと思った。お役所的なものを揶揄しつつ、日本を信じている感じが、いいです。
今だからこそ作れたんだよなあ、というか、作ろうと思ったんだろうなと思いました。日本で起こったことと重なる部分がたくさんあったし、ゴジラの元々の設定とも重なるし。
あと色恋含めなくても、これといった人物描写がなくても、面白い作品ってできるのだなあ、と改めて思った。ただ立ち向かうだけなのに。というか、立ち向かうために知恵を絞って考える、ということが面白いということなのかな。
それにしてもエンドロール見るたびに野村萬斎に驚き、ほれぼれします。メイキングみたいなものとかないかしら、と思ったけど、私がレンタルしたものには入っておりませんでした。残念。

【映画】イノセンス

イノセンス スタンダード版 [DVD]

イノセンス スタンダード版 [DVD]

これも比較のために。ここの映像も使われてたよね、実写版。
ご親切にもガイドみたいな映像(用語解説とか)が本編前についてるんだけど、そこで思い切り本編の映像が使われてるのでオイオイ、となってしまう。*1
そして押井ワールド(?)全開な感じになっているので(哲学的なセリフが散りばめられすぎていたり、犬たくさん出てきたり)、そこはもうなんか、好きにしてくれという感じで。映像と音楽を楽しむのと、すこーしばかり描かれたバトーの素子への想いと再会をむふふと楽しむためにみましたよ。
でも映像はなぜだか古さを感じた。3Dと2Dの融合みたいなものがあったからかな?前作にもあった気がする*2けど、どちらかというと今作のが古びてる感じがした。あと公開当時見たときは、車の窓ガラスのくすみ具合にものすごく感動を覚えたのだけど、それもあまり感じられず…映画館ならではだったのかしら。それとも目が肥えた?期待しすぎた?
川井憲次の音楽と、伊藤君子の声には相変わらずうっとりしてしまいましたが。サントラ手放すべきじゃなかった。

*1:ちなみに昔DVDみた時にも同じ感想を書いていた。

*2:と思ったけど単にアニメーションとCGの融合で、平面だっただろうか?うろ覚え…

【映画】GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL?攻殻機動隊? [DVD]

GHOST IN THE SHELL?攻殻機動隊? [DVD]

実写版観てすぐ借りた。比較をしたかったので。せっかくならばリニューアル版の2.0をみたかったのですが、借りられてました。
ざっくりした感想を言うと、あっさりしてるな!!って感じでした。ここで終わり?と思ったくらい。そして短い!85分。
映像も上映時間もそうだけど、95年当時の人の感覚が気になる。たぶん上映時間はこれくらい普通?だったんじゃないかと思うんだけどなあ。いまだと短く思えるんだけど。
逆に、映像に関しては今ではこれくらい当たり前と思えるんだけど、当時としてはかなり衝撃的だったんだろう、きっと。*1むしろ、今と同じくらいの基準、と思えるくらいに古さを感じさせないのだと思うと素晴らしい。アニメあまり見ないからきちんと比較できないのだけど…。
ただこの前、たまたま『セーラームーンSuperS』を見て、映像ふるっ!と思ったのだけど、その感覚はなかった。92年放送みたいだからもっと古いけどさ。そして画質よりも映像表現やギャグセンスとかからも、古さを感じたのかも。でもそう考えると、『攻殻機動隊』の場合はストーリーやセリフ回しからも古さを感じなかったわけだから、それもすごいことだよね。インターネット?の可能性がまだまだ未知数?だからこそ描ける物語だなあ*2とは思ったけど。
どこでそれを覚えたか、私は記憶にないのだけど、相変わらずバトーと素子のやりとり(というよりバトーの素子に対する態度)にはいちいちむふふとなってしまうのでした。初めてイノセンス見たとき*3にすでに感じたのだろうか?謎ですが。実写版もむふふとなれる感じでよかったよ。それにしても押井版の素子はほんとにあっさりしている。

*1:映画で使ったデジタル技術を紹介・解説する映像特典があったので、きっと最先端だったのだろう。当時がわかるという意味でこの特典はかなり貴重。

*2:この指摘はもしかすると士郎正宗の原作の方にあてはまるものかもしれない。

*3:私はイノセンス(試写会)→攻殻機動隊(DVD)→イノセンス(DVD)→実写版(試写会)という順番で見ています。初めてみたのが試写会だったからというのもあり、実写版も応募したんだよね。

【映画】ゴースト・イン・ザ・シェル

ghostshell.jp

本日より公開、なので書こう。
ちなみに試写会で観ました。私の前知識は押井守監督作2作のみ。観たのは2004年。

ネタバレするつもりはなかったのですが、印象に残ったことを羅列した結果、けっこうあけすけになってしまいました。ですので、「続きを読む」記法を使います。 ※スマホ版対応していなかったので、少し長め?の改行も加えました。

ネタバレのない簡単な感想を言えば、とくに知識なく観る人も、ファンの人も、楽しめる映画になっているのではないかなあと思いました。

監督は、この映画について「リメイクではなく、リイマジニング」*1と言っていたのですが、そこに大いに納得。というか作り手がファンなら*2、リメイクは考えないだろう、この手のものは。
リイマジニングというのは「オリジナルと同じ設定やテーマでありながら、新たな視点で描かれるというもの」*3だそうです。キャラクターの性格が変わるのもあり、らしい。 

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